season W

◆第一話 『閣下の城』

脚本:輿水泰弘 監督:和泉聖治
ゲスト:長門裕之 津川雅彦 高橋かおり 高杉瑞穂 田中実


半年間の充電期間を経て、再び戻ってきましたよ『相棒』が。
またしばらく毎週水曜はテレビの前に集合と言う日々が続く訳で。
うちのサイトでもまた、放送の方を逐一追いかけていきたいと思っております。
さてその今クール全体の流れを占う第一話ですが……こりゃ今期は凄いぞ。

「閣下と言う男を憶えているだろうか」と言う問いかけから始まる今回の話ですが、
ハイ憶えてますよ、1st最終回に登場したゲス狸と言う印象で。
しかしこの話を見終えた後は……そんな嫌悪してた閣下が
堪らん愛しいキャラになってました。
いやぁ閣下の存在感が凄まじすぎる。軽くその例を列挙してみますと……

・相変わらず人を見下した態度で時々激昂
・裁判所で「ぼかぁボケちまったよ」と素敵答弁
・津川雅彦扮する瀬戸内代議士との兄弟対決、土下座に泣き真似と濃厚過ぎ
寝る前はミルク
・秘書の繭子とくんずほぐれつ。腕舐めたりとか演技がエロい
・城の中で吠えて走って、とても77歳の体力じゃねぇ
虫の交尾を見つめながらウフフと感慨にふける
・追い詰められてビデオテープを喰う、しかし実はそのテープはフェイク
・執事の嵩人を殺す時の動きがもう完全無欠のドS
・フェイクのビデオには褌で踊る閣下の姿が

……などなど。正直右京さんらレギュラー陣完全に食われてますよ。閣下の一人舞台。
まぁ今回もえげつない犯罪者に変わりはないんですけど、それを上回るその存在感。
前回登場時と印象が180度変わってしまいましたね。閣下可愛いよ閣下

で肝心の話の方なんですが……
その閣下と秘書の繭子の演技に終始翻弄されると言う内容。
もう話が二転三転して、どこからが真実でどこからが演技なのか分かんなくなりましたよ。
しかし……この繭子と言う女、過去シリーズ含めましても屈指の悪女ですよ。
そんな彼女を菩薩と見なしていた閣下。
ここでもまた閣下への同情が生まれてしまう訳ですが。
いやぁー素晴らしいくらいに後味の悪い終わり方。こういうの、大好きです。
ただ、殺された嵩人クンとの関係で「2人とも初めてだったの」発言には正直ドギマギした。

あと細かい突っ込みとか。
新オープニング、曲は前作のやつのリミックスVer.のようでオサレな仕上がり。
あと本編でも同じくこの曲を変調したモノが犯行再現時のBGMで使われてましたけど、
これが個人的に非常に気に入った。サントラとか出ませんかねぇーホント。
それと主役の2人。犯行について「さまようよろい犯人説」を唱える薫ちゃんに対して
「キミの馬鹿げた発想はボクの脳みそを刺激してくれる」と賛辞の言葉を送る右京さん。
それ、絶対に褒めてないよね。
あと早とちりする薫ちゃんに対し「君の悪いくせッ!」と指摘する右京さんが
何かちっちゃい子に「メッ!」て叱ってる感じがして
2人の関係もだいぶ変わったんだなぁーと思いました。

あーあと、サラリと知らされる美和子・鹿手袋破局の話。
ってオイその締め方はあまりにも強引過ぎやしませんか!?
それじゃあ前作で薫ちゃんと別れさす意味は何だったいう話ですよ。
……それでも喜びが滲み出ている薫ちゃんを見てましたら、
まぁどうでもいいかとも思えて来るんですがね


【今日のいたみん】


長門裕之オンステージな本編の中でも、頑張って存在感を示していたのがトリオ・ザ・捜一。
って芹沢クン髪型変わってるやないの。ぁーこれキャストのやつ描きなおさななぁ……
それはそうとして彼、いつからしばかれキャラが定着してしまったんでしょう。

さて今日のいたみん。城に駆けつけた捜一の面々ですが、そこには既に特命の姿が。
特命係の亀山の前に立ち「どけよ」と売り言葉の伊丹、「避けて通れよ」と買い言葉の亀山。
それが立ち位置の入れ替わった後、さっきと逆のセリフで例の如く肩ぶつけ合うケンカ。
しかし体力に勝る薫ちゃんに呆気なく敗北するいたみん。もうちょっと頑張りましょう。
「避けて通れよバーカ」 あっさり敗北。

あと、ガイシャの司法解剖現場にて再び対峙する捜一と特命係。
「耳寄り情報持ってきたぞ」と言う薫ちゃんの呼びかけに対し、無視を決め込むいたみん。
しかし軽ーくそれに釣られる芹沢クン、加えて三浦さんも「耳寄り情報って何だ?」
ここで思わず「アンタもかよ!!」とのツッコミ。
面白かったのか、このあと薫ちゃんにそのリアクションも真似されることとなりますが。



ちなみにその司法解剖の現場で、右京さんの問いに薫ちゃんより先に答えた伊丹。
その後のやたらと得意げな表情が子憎たらしくて堪りませんでした。

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