season W

◆第八話 『監禁』

脚本:古沢良太 監督:和泉聖治
ゲスト:佐藤江梨子 酒井敏也


先々週の『殺人ヒーター』、今週辺りに流してたらものすごいタイムリーだったんですがね。
いやアレ、巷で話題なマンション耐震強度の偽造問題。
回る回るよ責任転嫁、これ当に「無責任の連鎖」かと。
まぁ社内リコールと国をも巻き込んだ話じゃあスケールが全く違いますが。

さて今回は監禁。別にタイムリーなネタではございませんが。
しかし冒頭から捕まってるのね薫ちゃん。そして監禁してるのがサトエリ扮する進藤ミサエ。
これが悪い予想を裏切ってくれて、なんとも恐ろしくハマリ役。
とにかく殴る・キレるの狂気の沙汰で、薫ちゃん結局何回殴られたのかしら。
かと思えば『マイダーリン♪』と色目使ってくる様も雌豹のようで、
ある意味閣下級のキャラ立ち具合でしたなぁー

で当の薫ちゃんが何故に監禁されてるかというと、開かない金庫を開けるため。
金庫の中には旧日本軍の秘密結社『刃桜会』の隠し財宝・4億円の金塊が入ってるそうで。
しかし金庫は暗号で守られており、それが解けなくて困った金の亡者・ミサエ嬢。
ちょうど都民ジャーナルに特命を和製シャーロックホームズと讃える記事が出ており、
早速ミサエ、前科者なのに臆することなく警視庁に突撃。その辺の神経もすげぇなぁ
そこでお目当ての特命係・右京さんと遭遇、困り事があるんですと相談するのですが、
「その記事に書かれてるのは僕じゃありませんよ」と答える右京さん。
その結果、特命係の亀山が拉致られて来たわけです。
まぁ右京さんのこの発言、記事に僻む薫ちゃんに対する優しさだったんですがね、
それがまぁこんな事になってるわけで。ある意味今回の真犯人は右京さんよ。

話は戻って薫ちゃん。ミサエに向かって「俺がいないから今頃警視庁は大騒ぎだぞ」
脅しをかけるのですが、哀しいかな実際はそんなことないのね。
右京さんは女子中学生と推理小説談義に花咲かせ、
課長はいないことすら気付いておらず、
捜一に行ってみれば「流氷を見に行ったんだろ」と言われる始末。エグイよ三浦さん。
ただまぁ一応気になった右京さんが動き始めたりするのですが、
ここ最近相次いで知識人が消えるインテリ失踪事件(命名・三浦)の存在を知り、
これはもしや巻き込まれたのかと気付くわけです。しかしセンスが古いよ三浦さん。

その後も更に『インテリ(一名除く)失踪事件』の捜査を続ける右京さん。
ミサエが不動産会社の新田社長とべったりな関係にあることを突き止めます。
一方薫ちゃんも縄を解いて脱出を図りますが、
上の社長・ノブちゃんに片手鍋で襲われ失敗。
更にミサエに金属バットで足折られたりと踏んだり蹴ったり。しかし恐ろしい女だ。
また話は飛んで右京さん、
早速新田不動産を訪れるのですが、注目すべきはイメージキャラ。
社長をイメージして描いたんでしょうけど、イメージどころかそのものですやん。
頭のハゲ具合とかがもう完璧すぎて、何かひとりツボに入っておりました。

そして会社から借りてきた空物件リストを元に、群馬の監禁場所を突き止める右京さん。
一回会っただけの人間の靴からにわか雨を導き出すその推理力、正直化け物だと思った。
更に実際現場に踏み込み、実は金庫に暗号なんか存在しない、
それ以上に刃桜会や金塊も存在しないということを瞬時に突き止めちまいまして。
それもそのはず、この刃桜会の都市伝説を生み出したのは右京さん本人ですから。
まぁその辺考えてみても、今回の真犯人は右京さんですよコレ。ねぇ。
そして騙されていたと知り発狂するミサエも、
実は右京さんのファンだったノブちゃんもお縄で一件落着と言うことでした。
まぁ何と言うか、今期の相棒はぶっ飛んだ話が多くて非常に楽しいです、ハイ。


【今日のいたみん】【今日の角田課長】


・第八話。

右京さんのところへやってきた、推理小説研究会の女子中学生たち。
都民ジャーナルを読んでやってきたわけですが、同じ趣味と言う事で話が弾むわ弾む。
そんな様子を窓から羨ましそうに覗く、課長及び大木・小松両刑事。
特に課長「いいなぁー」という呟きに感情全てが凝縮されてるような感じでした。



課長その気持ちものすごい分かるよ。ホントあの光景は羨ましい。

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