season X

相棒 第十一話 『バベルの塔』

脚本:古沢良太 監督:和泉聖治
ゲスト:大塚寧々 遠藤章造 寺島進 杉本哲太 冨家規政 中村綾 梨本謙次郎 佐々木麻緒


テレ朝は年越しカウントダウンに代えて今回のSPを放送しておくべきだったんだよ。

設定もちょうど大晦日・年をまたいでの話でしたし、
劇中のカウントダウンをそのまま実際のカウントダウンに合わせて放送しておけば、
他局の年またぎ特番なんて目じゃなかったのに。
年越しの瞬間に小屋爆発、新年最初の挨拶は小野田官房長の「あけましておめでとう」
……まぁどうしようもなく見る人を選ぶ特番にはなりますが。

ただそれでも今回は、いつもの放送とは違って随分と正月向きな話に仕上がってましたよ。
空撮あり爆発ありの派手な舞台でしたし、最後もある意味王道なハッピーエンド。
あれ普段の相棒だったら娘・大塚・遠藤みんな死亡で
新年早々死にたくなる鬱話になってますから。
そんな癖のあり過ぎる通常放送に慣れきってる身には、
今回のどうにもベタ過ぎる展開が鼻につくというのもありましたけど、
まぁ正月だし普通に楽しめたからいいかと思える内容でした。


というわけで2007年最初の【見どころダイジェストー】

何はともあれ大河内臨時監理官
(個人的に)今回の最大にして最高の見どころ。
約1年ぶりの僕らのラムネは、
監査官ではなく事件の陣頭指揮に当たる臨時監理官として登場。
何でも正式な監理官への実践テストということだそうで、あぁこの人キャリアだったんだ。
しかし役職が変わったせいか、大河内さん性格までも変わってしまってました。
ラムネからは卒業するし、全幅の信頼を置いていた特命への態度も明らかにおかしい。
いくらラムネ切れでテンパッてるからといってもこの変化はありえねぇだろ、
脚本家出て来い修正してやると半ば失望してたのですが、停電の下りで態度が一変。
再び右京さんの能力を認め、「私を手伝ってください」貞操の危機デレ発言。
うわぁい大河内さん最高のツンデレだよ脚本家出て来い最高だよ。
まさかこういうひっくり返し方するとは思ってもみなかったからねぇ……
他にも自分を飛び越えて部隊に指示を出す右京さんに軽く嫉妬したり、
試験の方はあえなく落第、最後は無念のやけラムネと見どころ盛りだくさん。
まぁもうしばらく監査官として頑張ってください、ラムネさん。

・2006年大晦日、各自の予定と現実
亀薫………美和子と年越しうどん → 小野田に連れ出されホテルアマゾンに放置される
右京………たまきさんと過ごす → 同上
芹沢………彼女と過ごす → 現場
三浦………家族サービス → 現場
伊丹………1人正月 → 現場
内村………もちつき → 事件本部に呼び戻されいささかご立腹
角田………歳末大捕物で暇じゃない → 大学生に司法取引持ちかけて暇じゃない
小野田……葉山で孫が待っている → 帰宅

・それにしても今回の話は超人が出すぎ。
第一の超人:杉下右京。
警察官なら出来て当然と手話を使いこなし(当然薫ちゃんには出来ません
凶弾に狙われた富永代議士を脅威の反射神経で守り、
いつもより多めに激昂して現地捜査本部を完全に掌握と超人ぶりを発揮。
だけど右京さん、汽笛を聞いて『船です!!』てそれ誰でも分かりますから。

第二の超人:米沢守
傍受した犯人の音声から在り得ない波形抜き取りを難なくこなしたり、
携帯動画からこれまた解析度から見て在り得ない程鮮明に犯人の顔を識別したりと
脅威の鑑識能力を発揮。つかこの場合ソフトが凄過ぎるのか。
しかし協力を求めてきた右京さんに「もう他にやることはありませんか」と尋ねる辺り
米沢さんも寂しい1人正月だったんだなァ……

第三の超人:日野警部補(寺島のアニキ)
警視庁が誇る最強のスナイパー。
その狙撃精度は1キロは離れているであろう観覧車から
向かいのホテルの屋上にいる人間の右腕だけを狙える程。
いやもうこれだけの逸材を揃えてれば、
日本の警察に解決できない事件は無いでしょ。ねぇ。

杉本哲太マジ外道。
今回の事件の首謀者。大塚寧々への指示の出し方などが実に悪役らしくて。
だけど最後は情が移ったのか、人質の娘を爆発から助けて
一転いい人になってしまいましたが。

それ以上に丸山秘書マジ外道。
富永センセイのイメージアップの為ならば、どんな手段も惜しみません。
・どうせ子供を持つなら聴覚障害の娘にした方が世間受けがいいや。
・センセイが孕ませた大学生の娘には100万渡して堕ろさせとこう。
・ここは犯人に撃たれた方がイメージアップになる!……等々

そして一番おいしかったのは遠藤。
娘を守れなかった駄目親父から、凶弾から母を守った最高の父親へ大転身。
しかも弾は上手い具合にプレゼント当たって本人は無傷と、
どれだけおいしいのよアメリカンポリスにお尻叩かれた回数187回の人。

……他にも完全に気が狂った五十嵐妹、
そんな妹に惚れていて何か凄い可哀想なことになった磯部ホール長、
普通に働く角田課長と大木ちゃん小松ちゃん、沈みかけの民主党CMに、
どうしようもなく空気が読めてない警備員の館内アナウンスなど
拾い出したらキリが無いほど多くのネタがこの2時間半に詰め込まれておりまして、
いやぁ正月早々濃い物を見せてもらったなぁという感想でございます。
だから来年こそはカウントダウンに相棒を。



【今日のいたみん】


・第十一話。


2006年大晦日、芹沢まさかの彼女と過ごす発言に大いなるショックを受けるいたみん。
更には家族サービスに徹さねばならない三浦さんからも1人正月をやたら強調されて、
「事件起きろ事件起きろ」と呪詛を唱えだす始末。
で、本当に事件が起きてまう訳ですが。

そして現場に狩り出されてからは相変わらずなトリオ・ザ・捜一ぶりを発揮。
銃を持った楓と遭遇した際には「「「じじじじゅうをすてろろろろろ」」」
3人揃ってあばばばばばば状態になったり、哲太篭城の小屋に駆けた際は
あわや爆発に巻き込まれてどえらい事になりかねん状況であったり。
でもまぁ最後は娘さんを無事両親の元へ送り届けてハッピーエンド。
そして自分たちも家族・恋人の待つ家へと帰っていくのでした(伊丹除く)



【トップページに戻る】

広告 無料レンタルサーバー ブログ blog